いらっしゃいまほー!!
「お客様、本日はどのような物をお探しで?」
「そうですかそうですか!それならこちらのモデルなど如何でしょうかぁ」
「今なら、こちらの不思議と自然とお金がたまる壷もお付けいたしますが、」
「そうですか、そうですかご契約ぅ! 流石お客様お眼が高い!毎度ありがとうございますぅぅ!!」
「お客様の幸せは、この私てんちょーの幸せでもございます。」
「はああああっ! お客様が事故に遭われないようてんちょーこのバイクに念を送りましたネン…なんちゃって!」
「カミジョウメカ、なんか てんちょー おかしくなってねー?」
「そうなんだよね、2日間どこかにふらっと出かけて帰ってきたらなんか人格変わってる様な…」
「あっ奥さん良いバイク入りましたよ、今晩はさ!
鍋にしてさ、これでダンナに精でもつけてやってよ!」
「ねっ!旦那さんいつも疲れて帰ってきて風呂入って、飯食ってバタンキューでしょ!」
「だからさぁ、このバイク買ってさ、ダンナに鍋食わせてさ、今夜は久しぶりにダンナに頑張ってもらおうよ!」
「この、金運アップ間違い無しのパールのネックレスもつけちゃうからさ!」
「えっ、契約、ありがとうございますぅぅ 流石奥様!こんな綺麗な奥様なら俺でも今晩野獣になっちゃう!」
「お客様の幸せは、この私目の幸せでもございます!」
「なんか、旅に出てハピネスチャージしてきたみたいですよ」
「ただ、バイク買うと着いてくる壷とかネックレスとか怪しくない…」
ああ、これはこれはVFR800XのI様ぁぁ
「ワイバンのスリップオン バッチリ取り付け完了しておりますぅぅ」
「なにしろ、VFR800一筋15年の当店ございますから、その仕上がりをとくとご覧下さい。」
「どうですかぁ、チタンサイレンサーのこの滑らかな手触り このサイレンサーがI様のものになったんですよ…」
「幸せですよねえ、ええ、私も幸せで一杯でございます」
「ついでに、こちらのリゾートホテル会員権もお付けいたしますぅ」
「家族サービスにご利用下さいませぇ…」
「家庭円満あってのホビーでございますよIさまぁぁ 自分にご褒美ぃ… なんちって!」
「そう言えばIさま…ここだけのハナシですが…」
「きっと今夜は鍋ですよ…」
「いつからVFRの専門店になったの?カミジョーメカ、いつまで続くんだアレ」
「数日の我慢かと…」