「ぷっ、てんちょーそれを言うならリード125にキックスターターでしょ」
「おっ、今回は適格かつ明快な突込みだね、よく出来まちたっと」
「ま、まさか その物言いは…また俺をはめたのか」
「今ごろ気付いたかねアニジャ君、君はまんまとハメ…いやはめられたのだよ」
「そう、なぜならば今回のネタは『VFR800Fにオーリンズ』だぁ!」
「タイトルでわざとボケておいて、ツッコませるが実はボケる元のタイトルがそもそも存在しないという高度な訳の分からないトラップだ!」
「しかも、リード125オーナーでもあるアニジャくんが真っ先に飛びつきそうなタイトルにしたのも巧妙に仕組まれた罠だったのだよアニジャくん!」
「ちぃぃ…」
「今年の私は一味も二味も三味も違うのだよ」
「覚えてやがれぃぃぃ…」
「そのセリフ今年はあと何回聞けるのかな…ふっ」
タッタッタッタッタッタッタ…
と言う訳でして今年最初のカスタムプロジェクトはVFR800Fのスピードリミッターを解除した上にオーリンズフォークを組んでみよう!です。
CBばかりじゃありませんぞよ
すでに昨日モトパチメカの手によってスピードリミッターの解除にも成功したと思われるVFR
(サーキットに持ち込まなくては実走テストができませんのでいまだ確認できず)
さらにそのままオーリンズフォーク装着へと進むのであります
このプロジェクトが成功すればこれまで過去2年、当店主催のSUGO走行会で苦汁を嘗めてきたオトジャもこれでストレスなくブッ飛ばせることができるはずです
オトジャ様のために全身全霊を傾け頑張る所存でございます
ご期待くださいオトジャ様
「おかしくないか?」
「また来たの、一回退散したのに」
「同じ親父と同じお袋の元に、同じ病院で同じ日に生まれた二人なのにこの扱いの違いは…」
お・か・し・く・な・い・で・す・か
「おかしくないよ、だってアニジャのCBR600F題材にしてもそもそも乗ってるお客様が他にいないから商売にならないじゃん」
「ひゃぁぁぁぁぁぁぁ…言っちゃったよお客さんの前で決し言ってはならない禁句中の禁句『商売にならない』発言!!」
「VFR800Fならさぁ他にもお客様がたくさんいらっしゃるからスピードリミッター解除とかオーリンズフォーク装着とかさぁ儲かるじゃぁん」
「ひゃぁぁぁぁぁぁぁぁ…いけしゃあしゃと言いやがったな
『儲かるじゃん』発言!」
「オトジャ、オトジャ!もう帰るぞ!おまえこの悪党に骨の髄までしゃぶられて用が済めば最後はポイっと捨てられるぞぉ!」
「いや、俺は教祖…いや、てんちょーを信じていますから、もうお帰りください」
「おい!オトジャ!目を覚ませ!」
「もう、お引き取りくださいお兄様、弟様はすでに我々と共にあるのです」
「チックショー…どんな手を使いやがったぁ!」
「それが!てんちょーのやりかたかぁぁ!!!」
「お引き取りください」