ちょっと聞いたぁ奥さん!来年から装着義務ですってよぉ!サポートナンバー
ええぇ!やっぱりそうなのぉ!フルカウルならまだしも、ネイキッド車両に貼るとこなんて無いわよねぇ!
アンダーカウルに貼るしかないらしいわよぉ奥さん!
いや、いや、いや、いや、いや無~理よぉぉ~!
そうよねぇ!ウチの亭主なんか色々お世話になってるメーカーさんのステッカーで埋まってるものぉぉ~
あ~ら、あれってカッコつけて貼ってたんじゃないんですのぉ~
そんなぁ~お宅のご主人とは違いますのよ~ あ~ら、ごめんなさぁい、ホントの事だったぁ~
い~え~ たーくのご亭主と違ってウチなんか高々数十社ですものぉ、アンダーカウルだけじゃ貼るとこ足りなくてタンクからシートカウルまでステッカーで埋まってる程度ですから、ウチなんかまだまだねぇ~
むぅぅ! あ~ら、お陰さまでウチも今度ソフトバンクさんからフルサポートのお話がありましてねぇ~たかだか1億円程度のお話しなんですけどねぇ
そ~う それは良かったじゃありませんかぁ~ じゃあテイストの時にはきっと白戸家の皆さんが勢揃いねぇ、楽しみだわぁ~一度あの喋る犬に会って見たかったのよぉぉ~ほほほほほほほ
「なんて言うのよ隣の奥さん!」
「ふ~ん」
「ふ~んってアナタ悔しくないの!」
「どう考えたってソフトバンクさんがウチをサポートなんて話、誰が聞いてもウソだって分かる話だろう」
「だって悔しかったんだもの!!つい勢いで言っちゃったのよ!!」
「とにかくステッカーの貼り位置変えて来年からサポートナンバー貼るよ」
「アナタはいつもそんなだからうだつが上がらないのよ!!ご近所さんとの付き合いもあるのよ!あたしの身にもなってちょうだい!!」
「そんな事言われても…ところで母さん今日発泡酒2本飲んでもいい日だっけ…」
「今日はもうダメ!今のアンタの成績じゃ発泡酒は1日1本がいいとこでしょ!!わきまえなさい!!」
「ハ、ハイ…」