Y様のご相談を聞き入る匠
「限定モデルはかなり黒に拘ったつくりをしてるじゃないですか、なのでカスタマイズパーツも黒いパーツで構成していきたいんですよ」
Y様のお話を聞いた匠、おもむろにスプロケットカバーと、リアマスターキャップ等何点かのパーツを持ってどこかに出かけてしまいました。
数日後…
なんという事をやっちまってんのでしょう!
いままでシルバーに輝いていたパーツ達は見事に黒く再アルマイトされ車両に装着されているではないですか
腹黒いてんちょー…いや、匠は黒くなったパーツを愛しむ様に眺めていると
依頼主のY様がご来店
「おー黒くなりましたねぇ」
「そうでしょそうでしょ、アルマイト屋さんには、ぼきの〇〇〇より黒くして貰う様に特にお願いしましたからねぇ」
「見事に黒ビカッているでしょう」
「見比べてみます?どっちの方が黒ビカッているか…」
「い、いやそれは遠慮します…」
「ウオーターポンプカバーからも見た事ない竿が生えているでしょう、先端が少し膨らんでるヤツ」
「ボキの△△△も先端が少し膨らんでるんですよぉ」
「見比べてみますか?どっちの先端の方が膨らんでるか…」
「い、いえ結構です…」
「そうですかぁ 残念だなぁ…」
とやってると、どこまでも暴走するので今日はここまでにしときます。