倉庫からエンジンパーツをかき集めコンセプトの違う練習用エンジンVer2を組んでおります
ヘッドだけは余分が無いので練習用エンジンVer1から移植しようとヘッドを外したところ…
シリンダーよりほんの僅かに頭を出したピストン
面研量も規定値内、トップクリアランスも確認して組んだんですけど…確かに練習用だからあまりお金が掛けられずベースにしたT選手仕様の元F-ZERO用エンジンの使用時間の分からないコンロッドや、メタルはそのまま使ってました…
恐らく純正のコンロッドの大端部が広がっている予感…
このままブン回してたら壊れるところでした
同じ事例は過去にも経験しておりその時は貴重な1mmオーバーサイズのピストンを全て粉々にしてしまいました
Ver2エンジンは1から組み上げてますので大丈夫だと思いますがREVを上げた電気で純正コンロッドは2レースが限界でしょうか…
なので本番用エンジンにはキャリロ製が採用されております
もちろんストリート使用においては全く無縁の話です、Honda製パワーユニットは丈夫ですから
メーカー様の設計を無視して想定外の事をやるとこんなこともありうる、と言うお話でした