「バーベキューは!」
「はい、皆さんレストランで楽しく昼食にしましょう」
「バーベキューの予定だろ昼メシ」
「手間なくレストランで昼食を楽しみましょう、炭も起こさなくていいんですよみなさん」
「人の話し聞けよ!!楽しみにして来たんだぞ!バーベキュー!どうしてくれる!」
「いやぁ、大型連休の時はバーベキューやってないんだって…」
「いつから…」
「へ?」
「い・つ・か・ら・知ってたんだっ!!」
「昨日ここに電話したらそう言われました…」
「じゃあ、今日の朝から判ってたんだな!」
「朝から随分とエラそうなこと俺たちに
言ってたなぁ、おい!」
「騙してたのか!」
「い、いえそう言う訳では…」
「おい!」
「はい…?」
「カレーしかねーぞ!」
「他のメニュー全部売れ切れ!」
「いいじゃな~いカレーがあっただけ、あっホットドッグも残ってるよ~おいしそうだねぇみんなぁ~」
「あっ、急にてんちょー激しい睡魔に襲われてるぅぅ、誰か一服盛ったんじゃないのぉ~」
「ぐぅ…」
「逃避してんじゃねーよ!」
「食事も終わったし、記念に集合写真撮ろうかぁぁ」
「めんどくせーよ!」
「そんな事言わないでさぁぁ」
「記念だからさあ、皆さん笑顔でぇぇ~表情硬いよぉぉそんなつまらなそうな顔してたらこれ見た人も倶楽部員になろうなんて思わなくなっちゃうよぉぉ~笑ってぇぇぇ…」
「最後の記念撮影だな…」
帰りもまた、道の駅「あしがくぼ」に立ち寄った一同
「てんちょー、近くに美味しい豆腐売ってるところに立ち寄るから私はここで分かれます」
「あ~PCX150のKさまぁぁ、それは、『もう付き合ってられねーから高速乗って先帰るわ』と言うことを大人対応で豆腐を買いに行くと言われているんですね、さすが!」
「なんなら、CB223でご参加のU様も高速めざし…いや、美味しい豆腐を目指されたら如何でしょう~」
「高速乗れない俺たちは!」
「法治国家の国民である以上私と一緒に下道で…」
「鉄の掟は!」
「て・つ・の・お・き・て?なんですのそれ…」
「6時間前にこの場所で
オノレが発した言葉じゃ!
忘れたか!!」
「はぁ~さてぇ~トンと記憶にございませんが…」
こうして原付組みは、ウッカリ開かず踏み切りに迷い込み、車で溢れかえる国道463を苦行のごとく延々すり抜け疲労困憊状態で家に帰り着いたのでした。
来年の活動は微妙です…
てんちょーの求心力も低下しましたし…