開業したのは2000年3月でした
ホンダ学園を卒業したてんちょー、現役レーサーの頃から自分のバイク屋を開業することを夢見てました
22歳で始めたレース活動をB級(昔はノービス⇒B級⇒A級でした)に昇格した28歳で周りから「現役を続けるには年取りすぎだ!」と窘められてモチベーションも続かず引退
自分の夢をかなえるための道に方向転換
当時所属していたチームのオーナーが大規模なバイクショップの経営者でもあり、そのオーナーとしての手腕も日頃から尊敬もしておりましたので「将来自分の店を出したいからその勉強をさせてほしい」とはっきり申し出た上で入社
勉強させていただく代わりに一生懸命自分なりにお店に貢献しました
6年半一生懸命お勤めさせていただいた後に独立
暖簾分けというわけではありませんが「オートショップ+名前」の店名にさせていただきたい申し出も快諾していただきました
お世話になった社長への恩返しは「のれん分けしていただいた店を絶対に潰さない事」だと強く決心しました
恥ずかしながら開業資金はゼロに等しく国民生活金融公庫(現在の日本政策金融公庫)に自分の理念を全面に打ち出した30ページに及ぶバイク屋の事業計画書を持参し担当者に熱い想いを語りました
当時、初めての取引では難しいとされていた満額回答をもらい
1,600万円の借金を背負い「オートショップアオヤマ」は現在の場所にお店を構えました
当然初めはお客様もいらっしゃらない訳ですから地域の新聞の折り込みチラシに告知してティッシュBOX5個一パックを100円で販売いたしました
「ここにバイク屋ができましたよ~」のアピールです
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開店当日ウチノ向かいのテナントに長蛇の列?
怪しい健康食品を売る業者が同じ日から無料でパンを配っていました
良かったのか悪かったのか向かいで受け取ったパンを片手にその足でたくさんの方がティッシュを買いに来てくれ3日程で用意したティッシュは完売いたしました
どれほどのお客様がウチをバイク屋と認識されたのか不安な気持ちもありました
しかし、スタートは想像していたよりは順調でした
一週間ほどで初めて売れたバイクはXR250BAJA
開業間もなく初めてお受けした車検のご依頼がCB750Four(K0)
「おう!これの車検できるぅ?」
「当然です!認証工場ですから…」
とても嬉しかった半面、正直少し不安でした…
つづく…
CBネタのご紹介もたくさんありますので不定期ですが次回に続きます