ヤマモトレーシングさんのチタンエキゾーストナット
これまでは8mmしかラインナップになかったので、2007年式以前のCBにはスタッドボルトを変えないと取り付けができませんでした
この度、強い要望があったかどうかは定かではございませんが2007年式以前のCBにも取り付け可能な7mmが発売されました
既に7mm2台分8mm2台分注文を頂いておりましたので…
32個、並べてみました…
積んでみました…
ピラミッドしてみました…
完全に遊んでんな
しかもチタンナット62,208円分 カッコ税込みカッコ閉じ で…
何て贅沢な…
しかも、ヒマか?
おう、これはアニジャくんひさしぶり
貧乏な家に育ったチミにはちと残酷な光景だったかな
これは、配慮が足りなかったようで申し訳ないことをしたね
ウチはビンボーじゃねーよ!!
こうしてHKSは幾度となく筑波でばーべきゅう…いや、たいきゅうに挑むもことごとく惨敗をくりかえしていた
また急に変わんのかよ!
皮肉なことに、コースで繰り広げられたレースの結果とは裏腹にパドックで繰り広げられたバーベキューのクオリティーは年々目を見張るほどの向上を遂げていた
ある年のミーティングという名の飲み会の席
その年ももライダーが集まり参戦計画について話し合っていた
K・ブンゲンが切り出す
「もうそろそろちゃんとやらないっすか?」
「レースしに行ってんすから?」
「昨年のハンバーガーはイマイチだったかい?」
「飯の話してるんじゃないんすよ」Y・てんちょーも会話に加わった
「じゃあ、今年はポテトも加えてLLセットみたくしちゃう?」
「ダメだこりゃ、伝説の名監督T・ミツイを呼んでおけば良かった…」
T・ミツイ…
オートショップアオヤマがレース活動を開始した創成期時、初代総監督を務め
筑波で行われていたST600クラスによる耐久レースに於いて
Y・ヒラタ、T・ナガシマ、Y・ナカヤマ、K・ブンゲン、Y・テンチョーを擁し
第1回大会こそ9位で終えるものの
第2回大会には優勝、第3回大会でも2位を獲得し
スプリントレースに於いてもその黄金時代を築き上げた名監督だった
そのT・ミツイの元でライダーを務めていたのがK・ブンゲンでありY・テンチョーだったのだ
以前の表彰台常連ライダー達がT・ミツイを熱望したくなる気持ちは当然だったのだ
それから数年後の2017年
現役を退いていたT・ミツイに替わりY・テンチョーが監督に就任した
この時、既にK・ブンゲンはチームを去っていた…
エース不在の最後のレース…
奇跡が起きる…
つづく